電子納品

電子納品とは

電子納品とは、工事書類や図面、写真などの成果物を様々な規則に従い、電子化して納品することです。国土交通省「工事完成図書の電子納品等要領」に基づいて成果品を作成いたします。

工事完成図書及び工事帳票
( オンライン電子納品 )

工事写真
( 電子媒体納品 )

オンライン電子納品とは

オンライン電子納品とは、情報共有システム (ASP) に登録された電子成果品をインターネット経由で納品することで「事業執行の効率化」、「品質の向上」、「ペーパーレス化」などを実現するものです。

オンライン電子納品の流れ

CAD 製図基準に準拠した図面作成とは

CAD 製図基準は、業務・工事におけるCAD 図面を作成する際の線の色や種類、文字、レイヤ等について図面作成上の表記ルールなどを定めたものです。
基準に準拠したCAD データを作成することで、次回工事への再利用やデータ検索等の利活用が可能となります。
現在、国土交通省発注の工事において、完成図面をCAD 製図基準に従って作成することが義務付けられております。

道路工事完成図とは

道路工事完成図は、工事施工後における維持管理や次工事以降における再利用、将来的には、舗装管理や道路パトロール、カーナビなどの安全運転支援などへの利活用も期待されています。
現在は、国土交通省発注の舗装工事などを対象に、完成平面図と完成縦断図の作成が必須となっております。

歩道部、車道交差部といった「属性データ」を付与して作成

工事施設帳票 ( 道路施設基本データ ) とは

道路施設基本データとは、工事に関連する道路施設の諸元や構造物の補修歴等を取りまとめたものであり、道路工事完成図と同様に、工事施工後の維持管理などへの利活用が期待されています。
国土交通省発注の道路に関わる多くの工事で、道路施設基本データの作成が必須となっております。

道路施設基本データ作成の流れ

※道路施設基本データ作成対象施設

縦断勾配、平面線形、舗装、道路交差点、鉄道交差点、歩道及び自転車歩行者道、独立専用自歩道、中央帯、環境施設帯、橋梁、橋側歩道橋、横断歩道橋、トンネル、洞門、スノーシェッド、地下横断歩道、道路 BOX 等、横断 BOX 等、パイプカルバート、擁壁、防護柵、道路照明、視線誘導標(反射式)、視線誘導標(自光式)、道路標識、道路情報板、交通遮断機、I.T.V(CCTV)、車両感知器、車両諸元計測施設、気象観測施設、災害予知装置、自動車駐車場等、自転車駐車場、雪崩防止施設(防雪柵含)、落石防止施設、消雪パイプ、ロードヒーティング、除雪ステーション、共同溝、CAB 電線共同溝 (情報BOX含)、植栽、遮音施設、遮光フェンス、流雪溝、光ケーブル施設、ビーコン

工事写真とは

「デジタル写真管理情報基準」に準拠した工事写真の成果品です。
電子媒体 (CD-R、DVD-R) により納品します。

工事写真作成の流れ

道路橋関連資料とは

道路橋関連資料とは、「橋梁の設計思想や施工品質、現在までの維持管理状態等を確実に保管して参照することにより、橋梁の供用期間全体にわたって合理的かつ効率的な維持管理を行う」(「道路橋関連資料の保存要領 (案) 平成24年6月 国土交通省 道路局 国道・防災課」)ための資料です。同資料の作成対象工事は、国土交通省が発注するすべての道路橋工事(補強補修工事も含む)となります。

お問い合わせ

〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町3-5-22宮城県管工事会館4F

TEL 022-214-8414